「生活を効率化したいけれど、何から始めればいいのか分からない」。私も最初は、いきなり高度な自動化に取り組むことはできませんでした。
そこで、観葉植物の水やりやエアコンの操作など、身近な作業を機器に任せるところから始めました。その後は、仕事のExcel作業を見直す一方で、生活側でも家事家電や外注を取り入れていきました。
小さな自動化を始めた直後は、生活が大きく変わったという実感はありませんでした。それでも、試す範囲を広げる中で、作業時間や自分が抱える負担の変化を感じるようになりました。
この記事では、私が生活の効率化のために試したことと、段階的に進めて分かったことを紹介します。これから始める方が、最初の一つを考えるときの参考になれば幸いです。
取り組み始めた背景は、仕事や育児を同時に回すことへの負担でした。きっかけについては、やることが多すぎて時間がないと感じ、自分でやる作業を減らし始めた経験にまとめています。
生活の効率化のために、私が試したこと
まず、この記事で紹介する取り組みを整理します。仕事の効率化と生活側の負担軽減は、別々の方向から進めました。
| 取り組み | 実際に試したこと | 振り返って感じたこと |
|---|---|---|
| 身近な操作の自動化 | 観葉植物の水やり、エアコンの操作、カーテンの開閉 | 始めやすかったが、当初の体感は小さかった |
| Excel作業の効率化 | 手入力していたファイルへのマクロ導入、関数の見直し | 作業時間が短くなり、不要な作業にも気づいた |
| 家事家電の導入 | ロボット掃除機、洗濯乾燥機、食器洗い機 | 日々の家事の負担を減らす助けになった |
| 人に任せる外注 | ベビーシッター、家事代行 | 忙しい場面で助けになった一方、費用と調整の手間が残った |
ここから、どのように取り組みを広げたのかを説明します。
最初は、身近な作業を機器に任せるところから始めた
ChatGPTに仕事や生活の相談をしたとき、最初に勧められたのは、インターネットを使った業務のAPI連携でした。
ただ、当時はAPI連携という言葉自体が初めてで、自分には難しく感じられました。そこで、自分でやらなくても済む作業を見つけるという考え方を、身近なものから試すことにしました。
最初に取り組んだのは、次の3つです。
- 観葉植物の水やりを自動化する
- エアコンのスイッチ操作を自動化する
- カーテンを自動で開閉する
私が導入した機器は、購入後に設定することで使い始められるものでした。分からない部分はChatGPTに質問しながら進めました。
最初から高度な仕組みを作ろうとしなくても、自分が取り組める範囲で試せたことが、次に進むきっかけになりました。
効果は、費用と生活の負担の両方から振り返った
小さな自動化を始めた段階では、生活が楽になったという実感はほとんどありませんでした。
そこで意識したのが、ROI(投資対効果)とQOL(生活の質)という2つの視点です。ChatGPTに仕事や育児などの状況を伝えながら、どれくらい手間が減ったか、生活や仕事にどのような影響があるかを整理していました。
その整理を通じて、体感だけでは見えにくい効果にも目を向けるようになりました。ただし、費用対効果は機器の価格や使う頻度によって変わります。私が感じた効果だけで、同じ機器を導入すれば誰でもすぐに費用を回収できるとは言えません。
これから試す場合も、導入費だけでなく、設定や維持にかかる手間、自分で行わなくてよくなる作業を合わせて見ておくと、続けるかどうかを判断しやすくなると思います。
Excelの効率化で、作業時間と負担の変化を感じた
次に取り組んだのが、仕事で使っているExcelファイルの効率化です。
具体的には、手入力していたファイルにマクロを導入し、関数も見直しました。どこに課題があるか、どの作業を効率化できそうかをChatGPTに相談しながら進めました。
この過程で、自分でやらなくてもよい作業を、意外と多く抱えていたことに気づきました。
Excelの見直しまで進むと、次のような変化を感じました。
- 以前より作業時間が短くなった
- Excel作業の中に、不要な作業があったと分かった
- 常に何かに追われている感じが、少し減った
最初の小さな自動化では体感が薄かったものの、仕事で繰り返している作業を見直したことで、自動化が負担を減らしていると実感するようになりました。
家事家電と外注で、生活側の作業も任せる
仕事の効率化とは別に、生活側でも自分が直接行う作業を減らしていきました。
家事家電で、毎日の作業の一部を任せる
家事のために導入したのは、ロボット掃除機、洗濯乾燥機、食器洗い機です。
いずれも、日々の家事の負担を減らす助けになっています。水やりやスイッチ操作のような小さな作業に加えて、掃除・洗濯・食器洗いの作業にも、機器に任せられる部分がありました。
家事の自動化をもう少し広く考えたい方は、家電・家事代行・仕組み化で家事の負担を減らす方法も参考にしてください。
ベビーシッターや家事代行も取り入れた
人に任せる方法として、ベビーシッターや家事代行も利用するようになりました。
機器が自動で動くことと、人に仕事を依頼することは、仕組みとしては異なります。それでも、自分が直接対応する作業を減らし、時間を確保するという点では、どちらも助けになっています。
もちろん、外注には継続的な費用がかかり、スケジュール調整も必要です。毎日利用することは難しいですが、忙しくて苦しいときや、家族への負担が大きいと感じる場面では、大きな助けになっています。
私にとっては、お金で時間を買う選択肢の一つです。任せられる作業だけでなく、費用や依頼の手間も含めて、自分の生活に合う使い方を考えています。
その後は、API連携や仕事の外注にも広げた
小さな自動化やExcelの見直しなどを経て、当初は難しく感じていたAPI連携を含む自動化にも取り組むようになりました。
また、外注化の一環として、確定申告に向けた記帳や、ブログのサムネイル作成を任せる取り組みも進めてきました。
こうした取り組みにも、設定や依頼の手間、費用はかかります。それでも、一度にすべてを変えようとせず、取り組めるものから試してきたことが、見直す範囲を広げることにつながっています。
生活の効率化は何から?最初の一つを選ぶ3つの視点
ここまでの経験を振り返ると、これから始める方には、次の3つの視点で最初の一つを選ぶことを提案したいです。
- 何度も繰り返していて、負担に感じる作業か
- 機器や人に任せられる部分があるか
- 費用や設定・維持・依頼の手間を含めても、負担を減らせそうか
私の場合は水やりやエアコン、カーテンから始めましたが、同じ順番が誰にでも合うとは限りません。家事に負担を感じる人と、仕事の手入力に時間がかかる人とでは、先に見直したい作業も変わると思います。
一度にたくさん導入する前に、まず一つ試し、自分で対応する作業や残った手間がどう変わったかを振り返る。その上で、次に広げる対象を考えてみてください。
作業の洗い出しや生活全体の見直し方は、暮らしを仕組み化するための5つの手順にまとめています。
まとめ|小さく試し、自分に合う効率化を広げる
生活の効率化は、最初から高度な自動化を完成させなくても始められます。
私は、身近な小さな作業から始め、仕事のExcel作業を見直し、生活側では家事家電や外注も取り入れてきました。最初は変化を感じにくくても、見直す範囲を広げる中で、作業時間や負担の変化が分かるようになりました。
特に大きかったのは、自分が対応しなければならない作業や、頭の中に残っている「やること」が減ったことです。
まずは、何度も繰り返している作業を一つ取り出し、機器や人に任せられる部分がないか考えてみる。自分に合う方法を、小さく試すところから始めてみてください。
このブログで紹介している考え方の全体像は、判断資源を守り、人生を設計する自動化思考でも説明しています。
